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持ち物

コミケ当日を楽しむためには、事前の準備が重要です。
特に、コミケ当日に持参するものによってコミケの過ごしやすさや快適さが異なります。
ここでは、一般参加をするにあたってコミケ当日に「必要なもの」・「あると便利なもの」をご紹介します。

必要なもの

・入場証券(リストバンド型参加証もしくはチケット)
現在、コミケでは入場するためにチケットやリストバンド型参加証という入場証券の購入が必要になりました。
入場ができず、午後入場のリストバンドを買い直していただくことになりますので、忘れないようにしましょう。

・お金
事前に紙幣から小銭に両替しておくようにしましょう。
サークルや企業ブースでは、時間帯によっておつりが用意できない可能性があるため、大きな金額での支払いをご遠慮願っているケースも見受けられます。
また、おつりがでないように小銭を用意することによって素早く買い物をすることができ、購入時間の短縮にもつながります。


あると便利なもの

・携帯電話、スマートフォン
・身分証明書、本人確認書類(免許証など年齢がわかるもの)
・モバイルバッテリー
・会場(サークル配置図)マップと買い物マップ
・交通系ICカード
・健康保険証
・常用薬(酔い止めや頭痛薬、目薬など)
・コンタクト洗浄用品や眼鏡ケース
・食べ物や飲み物
・買い物バッグ
・タオル
・ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
・レインウェア、傘
・折りたたみ椅子
・暇つぶし対策用品(ゲーム機や本など)

何かあったときのために、常用薬やコンタクトの予備など、日常生活で「ないと困る」ものは準備しておきましょう。
また、急な怪我や病気をしたときのために健康保険証も持参しましょう。

コミケの会場周辺にはコンビニがありますが、多くの人が利用するため時間帯によっては長時間並ぶことも少なくありません。
食べ物や飲み物は出来るだけ持参しましょう。
痛みにくく短時間で食べられる行動食などがおすすめです。

買い物リストには、購入するものや場所、順番などを書いておきましょう。
成人向け商品を購入する際に年齢確認を求められる場合もあるので、身分証明書や本人確認書類は忘れず持参しましょう。

準備会販売ブースでは、紙袋の販売を行っています。
割と丈夫ですが、たくさんの荷物を入れすぎると重くなったり破けて中身が散乱したりして、途中で荷物の整頓をしなければならなくなることも。
自分の持ち運びに適した丈夫な買い物バックを持参しましょう。
中には、キャリーケースを持ち込む人もいますが、キャリーケースを運ぶ際は周囲の人にぶつからないよう気をつけましょう。

冬コミで準備すべきことは?

冬コミは毎年12月に開催しています。
東京ビッグサイトは、海風が強く吹くため屋外は肌寒く感じられます。
また、屋内でもシャッターや扉を開放しているため、場所によっては屋外並みの寒さになるところもあります。
そのほか、寒さだけでなくノロウイルスやインフルエンザなどの感染症にも注意が必要です。

冬コミで便利なもの

・マスク
・手袋
・マフラー
・カイロ


防寒対策

屋外はとても寒く、会場内は状況に応じて体温を調節する必要があります。
移動を繰り返すことで汗をかく場合もあります。
温度差で体調を崩さないよう事前に体温調節できるように備える必要があります。

・暖かい服装をする
保温性のあるアンダーウェアや脱ぎ着しやすい上着を着用し、体温調節しやすい服装を心がけましょう。
首はマフラーやネックウォーマー、手は手袋で温めるようにしましょう。
(ほかにも、イヤーキャップやニット帽をつかうなど)
カイロなどで暖めることも効果的です。

・体温を高める
体温が低くなると、低体温症を引き起こす原因になります。
予防策として「身体の芯」つまり「体温」を適温に維持するために、暖かい飲み物や食べ物、体温の上がるものを補給することがオススメです。

夏コミで準備すべきことは?

夏コミは毎年8月に開催しています。
日差しが強い外で長時間待機したり、室内はエアコンが効きにくく蒸し暑かったり、熱中症になりやすいため、事前に対策をしておきましょう。

夏コミで便利なもの

・帽子
・扇子
・うちわ
・ハンディ扇風機
・日焼け止め用品
・日傘

※入場待機列での日傘の使用は禁止していません。
しかし、混雑時においては、周囲の方のご迷惑になる場合がありますので、使用には充分ご注意ください。
場合によっては、安全確保やスムーズな列移動のために、一時的に日傘の使用を止めさせていただくこともあります。
その際はスタッフの指示に従ってください。


熱中症対策

・涼しい服装をする
通気性の良い衣類を着て、身体に熱を溜めないようにしましょう。
襟元や袖口が広く、全体的にゆったりとした衣類が風を通しやすく体の熱を逃しやすくします。
また、吸汗・速乾など機能性のある素材の服やアンダーウェアを着用もおすすめです。
そして、熱を吸収しやすい黒い色の洋服は避けましょう。
帽子やタオル、日傘などを使用して直接日差しに当たらないようにしましょう。

・暑さ対策
コミケでは、日陰のない場所や風通しの悪いところで待機することも少なくありません。
扇子やうちわ、ポータブル扇風機などを使って、涼をとるようにしましょう。
また、体内に熱がこもりやすい環境のため、体を冷やすグッズの持参をおすすめします。
瞬間冷却剤や冷却グッズ、凍らせたペットボトルや保冷剤を持参する人も多くいます。

体を冷やす場合は、頚部(首)・腋窩部(わきの下)・鼠径部(大腿の付け根、股関節部)など太い静脈が流れている場所を冷やすと効果的です。
そのほかにも、手のひらや足の裏、頬などを冷やすことも有効です。

・水分とミネラルの補給
長時間暑いところにいると知らず知らずのうちに汗をかき、体内の水分とミネラルが失われていきます。
こまめに水分とミネラルを摂取するようにしましょう。
コーヒーや緑茶などカフェインが多く含まれているものは利尿作用があるため、水分補給には適していません。

水分補給できるもの : 水、お茶などの飲料
ミネラル補給できるもの : 塩分タブレット、あめ など
両方補給できるもの : スポーツドリンク、麦茶 など


そのほか、熱中症になったときの対処法を事前に調べておきましょう。
【参照】
環境省熱中症予防情報サイト
熱中症|講習の内容について - 日本赤十字社